ウィルス性(単純ヘルペス・ウィルス)の性行為感染症です。
外性器に小さな水泡(水ぶくれ)ができ、それが破れると潰瘍が多発し、それが2週間ほど続いた後になくなります。初発は、潰瘍は左右対称にできるのが特徴で、局所にはっきりした病変が無い時でも性器からウィルスを排出してしまい、パートナーに感染する可能性があります。
ウイルスは神経節という体の奥に潜むため、治ったあとも免疫が低下したときに再発することがあります。
感染後、2日~7日間の潜伏期間のあとに、外性器に水泡(水ぶくれ)ができ、痛み・発熱の症状が出てきます。ひどくなると、排尿時に激しい痛みを伴い、排尿が出来なくなることもあります。
また、太腿の付け根のリンパ腺が腫れたり、高熱が出ることもあります。
原則的にヘルペスの診断は、水疱や性器の状態の診察により行ないます。
治療は抗ウィルス剤の内服で、1~2週間で治ります。
予防には性行為で感染するためコンドームを使用することが有効ですが、完全に防げるわけではありません。不特定多数や感染が疑われる相手との性行為を避けることも重要です。
診察時間 / 9:30~19:00
JRほか各線「池袋駅」33出口より徒歩2分
クリックで拡大地図を表示します