翌日に結果がでる性感染症検査
- クラミジア
(性器/咽頭) - 淋病
(性器/咽頭)
- PCR法とは、検体中の目的微生物DNAの有無を検出する方法です。増殖と検出を同時にすることができます。
- 2時間以内の検査は抗原検査で正確性に欠けるため、当院では行っておりません。
※従来2~4日かかっていたPCR(遺伝子増殖)法での性感染症の精密検査が、最短3時間で可能です。翌日22時までに検査結果をメールかLINEで通知します。
新宿レディースクリニック会
(新宿院・池袋院・上野院・さいたま院)の
性感染症検査4つのポイント
世界最新PCR診断機器!
最短3時間で精密検査可能
- PCR(遺伝子増殖)法での検査は従来2~4日かかっていましたが、最新機器で最短3時間で結果がでます
検査結果はWEB上で確認
- 来院不要
- 翌日22時までにメール/LINEで結果通知
初期感染も見逃さず、早期治療が可能
- 1時間前後で結果が出る即日検査(抗原検査)は、初期感染や症状のない患者を見逃す「偽陰性」のリスクがあります。PCR(遺伝子増殖)法での検査は初期感染も見逃さず、早期治療が可能
内診不要!尿検査のみ
- 最新機器ではクラミジア・淋病(性器)は尿検査で可能
検査項目・検査方法
のど(うがい液)
※結果は翌日22時までに出ます
クラミジア・淋病(咽頭)の検査は、10~20秒ガラガラうがいをし、そのうがい液を検査に出します。
※検査前1時間は、飲食、うがい、歯磨き、ガムを噛むなどは控えてください。
料金の目安
検査項目 | 項目数 | 自費 | 保険診療 (3割) ※初診料込 |
---|---|---|---|
性器クラミジア 性器淋菌 |
2 | 6,600円 | 約2,200円 |
咽頭クラミジア 咽頭淋菌 |
2 | 6,600円 | - |
おりもの (トリコモナス・ カンジダ) |
1 | 4,400円 | 約2,200円 |
HIV | 1 | 4,400円 | - |
梅毒 | 1 | 4,400円 | - |
B型肝炎 | 1 | 4,400円 | - |
C型肝炎 | 1 | 4,400円 | - |
HIV 梅毒 |
2 | 6,600円 | - |
B型肝炎 C型肝炎 |
2 | 6,600円 | - |
HIV 梅毒 B型肝炎 C型肝炎 |
4 | 11,000円 | - |
HIV:エイズウイルス
※HIV、梅毒、B型肝炎、C型肝炎は血液検査で原則、自費診療です。検査結果は2~4日後に出ます。
診察・診断の流れ
自費診療とは
- 症状はないが、検査をしたい
- 医師に症状を説明したくない
- 検査したい項目が決まっている
保険診療とは
- 何かしらの症状がある方
- 医師が病状を伺って検査内容を決めていく方
- 尿・のど・子宮頸部から採取できます
診察・内診・採血・うがい
対象:クラミジア(性器・咽頭)・淋菌(性器・咽頭)・トリコモナス・カンジダ・梅毒・HIV・B型肝炎・C型肝炎
※1 翌日中に検査結果が出るのはクラミジアと淋病のみです
トリコモナス・カンジダは7日後、梅毒・HIV・B型肝炎・C型肝炎は2~4日後に結果が出ます
※2 最新PCR機で診断をするのはクラミジアと淋病のみです
予約について(WEB・LINE予約)
LINE予約のボタンをタップし、公式アカウントを友だち追加してください。
→メインメニューから「LINE予約」①をタップし、メッセージ(吹き出し)の「LINE予約を開始」②をタップしてください。
診療内容から「婦人科・性感染症」を選択しご予約ください。
結果の見方
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メインメニューの「検査結果の確認」①をタップし、メッセージ(吹き出し)の「検査結果の確認」②をタップしてください。
ID(診察券の10桁の番号)と生年月日を入力し「ログイン」をタップしてください。
確認したい検査項目③をタップしてください。検査結果が表示されます。
当院の人気検査ランキング
セットB(4項目)
来院して検査セットF(8項目)
来院して検査セットD(2項目)
来院して検査セットA(6項目)
来院して検査セットC(4項目)
来院して検査※「咽頭」は、「のど」のことを指しています。
注意事項
- 検査結果についてお電話での説明はできません。検査結果はWEB上で確認していただきます。検査結果の郵送はしておりませんので、あらかじめご了承ください。
- 医師から検査結果の説明を希望される場合はWEBから診察予約をお取りください。
- 検査結果用紙を希望される場合はお電話にてお問い合わせください。
- 咽頭(のど)の検査のみ、検査前1時間は、飲食・うがい・歯磨き・ガムを噛むなどは控えて下さい。(性器の検査は、制限はありません。)
池袋院
駅ちか(池袋駅から徒歩2分)
JRほか各線「池袋駅」33出口より徒歩2分
土・日・祝日・夕方も診療・手術
診察時間 / 9:30~19:00
24時間WEB受付(完全予約制)
休診日は年末年始のみ
この様な症状は性感染症を検査します
主な性感染症
クラミジア感染症
Chlamydia trachomatis
国立感染症研究所HPより引用
日本で最も多い性行為感染症(STD)で、クラミジア・トラコマチスという細菌によって起こります。特に10代後半から20代にかけての感染者が多いことが特徴です。性行為によって女性の子宮頸管や男性の尿道、喉の粘膜などに感染するケースが多いです。女性は症状が出にくいことが多く、約80%が無症状であるため自覚しにくいことも特徴です。そのため感染に気づかずにいるとパートナーにうつしてしまう可能性もあるほか、感染が長期化すると不妊症や流産、子宮外妊娠などの原因にもなります。
性器
水溶性のおりものが出ることがありますが、自覚症状が乏しく、知らないうちにパートナーに感染させているため急増しています。放置すると、卵管炎・不妊症の原因にもなりえます。
咽頭(のど)
のどの腫れや痛み、発熱や咳などの風邪に似た症状があります。放置すると、咽頭炎や扁桃腺炎を発症します。性器クラミジア感染者の10~20%は、咽頭クラミジアにも感染していると言われています。
検査・診断
性器の検査は尿もしくはおりものを採取して検査します。咽頭(のど)の検査は、10~20秒ガラガラうがいをします。そのうがい液を検査に出します。
※咽頭(のど)の検査をご希望の場合、検査前1時間は、飲食・うがい・歯磨き・ガムを噛むなどは控えてください。検査結果はWEBで確認できます。
治療方法
抗生剤を1回4錠服用し、治療します。パートナーに感染させる、あるいはパートナー間で感染させ合う(ピンポン感染)恐れがあるため、治療が終了するまでは性交を控え、パートナーも同時に泌尿器科で検査・治療を受けることが重要です。
他の病院などで検査をして「陽性」だった場合も当院で治療可能です。その場合は、必ず検査結果を持参してください。
2週間後に再検査を行います。
予防・予後
予防には性行為で感染するためコンドームを使用することが有効ですが、完全に防げるわけではありません。不特定多数や感染が疑われる相手との性行為を避けることも重要です。
淋病
淋菌(Neisseria gonorrhoeae)
国立感染症研究所HPより引用
淋病は、「Neisseria gonorrhoeae(淋菌)」を病原菌とする性行為感染症の一種です。淋菌は尿道や子宮頚管の粘膜を好み、性行為(SEX)によって膣内の粘膜に感染します。最近ではオーラルセックスによって女性の喉から淋菌が検出されるケースが増えてきているようです。淋菌は、身近に感染者がいる場合、感染者が使用したタオル類や浴室の床・浴槽の縁などからも感染する可能性がまれにあります。
症状
感染症2日〜7日間の潜伏期間後に症状が出てきます。感染後、黄色いおりものが出て、排尿時に痛みを伴ったり、尿道の出口が赤くなったりします。(クラミジア感染と似ています。クラミジアと淋病の両方同時にかかることもあります。)女性の場合は症状が軽い為、感染した事に気が付かないことがあります。長期間放置すると子宮内膜炎・卵管炎の発病を招き、激しい下腹部痛や発熱を引き起こすことがあります。
性器
黄色いおりものや、排尿時の痛みなどの症状が出ます。症状が軽いた為、感染に気付かず放置していると、子宮内膜炎を招き、強い下腹部痛や発熱を引き起こし、不妊症の原因にもなりえます。
咽頭(のど)
症状があまりないことが多いですが、のどの腫れや痛みなどの風邪に似た症状や、のどがイガイガしたりします。放置すると、咽頭炎や扁桃腺炎を発症します。性器淋菌感染者の10~30%は、咽頭淋菌にも感染していると言われています。
検査・診断
性器の検査は尿もしくはおりものを採取して検査します。咽頭(のど)の検査は、10~20秒ガラガラうがいをします。そのうがい液を検査に出します。
※咽頭(のど)の検査をご希望の場合、検査前1時間は、飲食・うがい・歯磨き・ガムを噛むなどは控えてください。検査結果はWEBで確認できます。
治療方法
抗菌剤の点滴を1回して治療します。他の病院などで検査をして「陽性」だった場合も当院で治療可能です。その場合は、必ず検査結果を持参してください。2週間後に再検査が必要です。
トリコモナス膣炎
トリコモナス原虫(Trichomonas vaginalis)
CDC HPより引用
トリコモナス原虫という肉眼では見ることのできない原虫が性器内に入り込み炎症を起こす性感染症の一種です。 他の性感染症とは異なり、 若年層だけでなく中高年にも幅広く感染者がみられます。 膣内や子宮頸管、 膀胱や尿道に寄生します。 尿道に感染した場合は尿によって流される可能性があります。
原因
性交渉によるものがほとんどですが、トリコモナスは感染経路が多く、 下着やタオル、 便器や浴槽といった場所から感染する可能性が稀にあります。 そのため、性行為の経験のないかたや幼児も感染する場合があります。
症状
トリコモナスが膣内で増えるに従って、膣の自浄作用が損なわれ、様々な細菌が発育増加することで、泡状で異臭の強い黄色いおりものの増加、膣やその周辺部分に強いかゆみや痛みを感じます。悪化すると炎症が卵管まで進み、不妊症や早産、 流産の原因になりえます。
通常は感染から10日程で症状が出ますが、感染者の半数が無症状のため、気づかずに放置するといったケースが多いです。
検査・診断
膣や子宮入口のおりものを採取して検査します。(1~2分)
治療
抗菌薬の内服と膣錠で治療します。2週間後に再検査を行います。
パートナーに感染させる、あるいはパートナー間で感染させ合う(ピンポン感染)恐れがあるため、治療が終了するまでは性交を控え、パートナーも同時に泌尿器科で検査・治療を受けることが重要です。他の病院などで検査をして「陽性」だった場合も当院で治療可能です。その場合は、必ず検査結果を持参してください。
生活制限
日常生活に制限はありませんが、治療が終了するまで(再検査の陰性確認まで)は性交渉はお控えください。
予防・予後
予防には性行為で感染するためコンドームを使用することが有効ですが、 完全に防げるわけではありません。 不特定多数や感染が疑われる相手との性行為を避けることも重要です。
カンジダ膣炎
カンジダはカビの一種(真菌症)で、かゆみを主な訴えとする病気です。
原因
健康な女性でも持っている常在菌。 疲れやストレスなど抵抗力が落ちることで発症する、誰にでも起こり、再発を繰り返しやすい病気です。
症状
白い酒カス状のおりものが多くなります。性病ではありませんが、膣・外陰部のかゆみ・ヒリヒリ感・白いヨーグルト状のおりものの増加、性交時痛などがあります。
検査・診断
膣や子宮入口のおりもの検査(1〜2分)、見た目(視診)で分かることもあります。
治療
抗真菌薬の膣錠やクリーム剤で治療をします。
症状がなくなれば、受診(再検査)の必要はありません。
生活制限
日常生活に制限はありませんが、治療が終了するまでは刺激を避けるため性交渉はお控えください。
予防・予後
陰部を清潔に保ちなるべく乾燥した状態を保つことが重要です。清潔な状態に保ちつつ通気性の良い綿素材の下着を履くなどしてもよいでしょう。夏は蒸れやすくなるので注意が必要です。また陰部を洗いすぎてしまうことで膣内の環境を保つ働きをする常在菌も洗い流してしまうことがありますので注意してください。基本的に、腸内の常在菌ということもあり完璧な予防はできないため、症状が出たら早めの受診を心掛けましょう。
尖圭コンジローマ
尖圭コンジローマは、HPV(ヒトパピローマウイルス)を原因とする性行為感染症の一つです。肛門の周りや膣口、小陰唇の内側にできるイボ状のできもので、米粒ほどの小さなものからカリフラワー状に大きくなるものもあります。見た目は、ニワトリのとさか(鶏冠)に例えられます。感染後、3週間~3ヶ月後に米粒・小豆粒くらいのイボ状のものが肛門の周りや膣口、小陰唇の内側にできます。痛みが無く、多少の不快感を覚える程度のため、受診せず放置されることが多いです。症状が進行していくと膣の中にも病変ができることがあり、自分自身で確認をすることはできないため、性器周辺のイボに気づいたら早めに医療機関を受診してください。
原因
主に性行為およびその類似行為の際に、HPV(ヒトパピローマウイルス)が、粘膜や皮膚に接触して侵入して感染するケースがほとんどです。ウイルスの潜伏期間は人によってさまざまですが、感染機会から数週間~数ヵ月で発症することが多いとされています。
検査・診断
医師の視診によって診断をつけます。
治療
基本的に、外用薬を用いて治療します。電気メスによる外科的治療方法を行う場合もあります。イボの大きさや数、これまでの治療の有無や回数などによって治療方法を選択していきます。イボができている場所や状態によっては、他の医療機関をご紹介する場合もあります。再発率が高いので、根気よく治療を続けましょう。
予防・予後
感染予防には性交の際にコンドームを使用することが必須ですが、性器以外の場所への感染まで完全に防げるわけではありません。もし、パートナーが感染していた場合は、自身も検査(診察)を受けましょう。もう1つの予防法としてワクチンがあります。HPVワクチンは取り扱っており、尖圭コンジローマの原因となるHPV6型、11型だけでなく、子宮頸がんの原因となるHPV型の約90%をカバーしています。
ヘルペス
ウィルス性(単純ヘルペス・ウィルス)の性行為感染症です。外性器に小さな水泡(水ぶくれ)ができ、それが破れると潰瘍が多発し、それが2週間ほど続いた後になくなります。初発は、潰瘍は左右対称にできるのが特徴で、局所にはっきりした病変が無い時でも性器からウィルスを排出してしまい、パートナーに感染する可能性があります。ウイルスは神経節という体の奥に潜むため、治ったあとも免疫が低下したときに再発することがあります。
症状
感染後、2日~7日間の潜伏期間のあとに、外性器に水泡(水ぶくれ)ができ、痛み・発熱の症状が出てきます。ひどくなると、排尿時に激しい痛みを伴い、排尿が出来なくなることもあります。また、太腿の付け根のリンパ腺が腫れたり、高熱が出ることもあります。
検査・診断
原則的にヘルペスの診断は、水疱や性器の状態の診察により行ないます。
治療
治療は抗ウィルス剤の内服で、1~2週間で治ります。
予防・予後
予防には性行為で感染するためコンドームを使用することが有効ですが、完全に防げるわけではありません。不特定多数や感染が疑われる相手との性行為を避けることも重要です。
梅毒
梅毒トレポネーマという病原菌が、性的な接触(他人の粘膜や皮膚と直接接触すること)などによってうつる感染症です。
症状
初期の症状として感染がおきた部位(主に陰部、口唇部、口腔内、肛門等)にしこりができたり、足の付け根の部分のリンパ節が腫れたりすることもあります。痛みがないことも多く、治療をしなくても症状は自然に軽快します。一方で、痛みを伴ったり「かゆい」と仰る方もおられ、痛みがあるから梅毒ではない、ということでもないようです。当院で治療実績のある方の調査では、半数が無症状でたまたま受けた検査で梅毒が発覚し、治療を開始しています。手のひら、足の裏、体全体にうっすらと小さなバラの花のような赤い発疹(バラ疹)が出ることがあります。発疹は治療をしなくても数週間以内に消える場合がありますが、抗菌薬で治療しない限り、梅毒が治るわけではありません。この全身の発疹はアレルギー、風しん、麻しん等に間違えられることもあります。初期のしこりなどの症状は、気づかないか、自然に消えてそのままにしてしまう、ということが多いです。
梅毒の時期別症状
検査・診断
血液検査で判定します。感染初期(感染して1か月未満の時期)は、血液検査の結果が正確に出ないため注意が必要です。病原体が血液内に侵入し、それに反応して抗体というものができて初めて、正確な検査結果が出るので、感染直後や、病変(できもの)ができた直後には陽性とならないことがあります。
治療
治療は抗菌剤を用いて行います。早期の薬物治療で完治が可能です。検査や治療が遅れたり治療せずに放置したりすると、長期間の経過で脳や心臓に重大な合併症を起こすことがあります。この期間は、無症状の時期も長く、また、特定の症状となりづらいことから、正確な診断が遅れてしまうこともあります。治療は完治するまでしっかり受けましょう。
予防・予後
予防に有効なのはコンドームです。ただ、完璧ではないことやオーラルセックスでも感染しうるので、「コンドームをしていればうつらない」ではないということに気を付けましょう。
HIV(AIDS)
HIVとは、ヒト免疫不全ウイルスのことで、HIVウイルスが体に入ってしまうとリンパ球が壊されてしまい、病気の原因になるウイルスやガンなどの深刻な病気になりやすくなってしまいます。体を病気から守る免疫の働きが少なくなる為、HIVウイルスが体に入ってしまうことで、健康であれば何ともない菌やウイルスに感染をおこし様々な病気を発症します。その病気がエイズ指標疾患とされる病気にあてはまると、エイズを発症したと診断されます。HIVに感染した後は、感染初期(急性期)→ 無症候期 → エイズ発症期の経過をたどります。感染初期にはインフルエンザ様症状がみられることもありますが、感染者の体内の免疫応答により数週間で消失します。初期症状までは2~4週間です。その後、無症候期に入ります。無症候期は数年〜10年以上続く人もいますが、感染後、短期間のうちにエイズ発症をする人もいます。
原因
HIVの感染源となるのは、精液・膣分泌液・血液・母乳などです。 その主な感染経路は、性行為による感染、血液を介した感染・母子感染の3つです。 HIVを含む精液・膣分泌液・血液などが性行為によって相手の性器や肛門、口などの粘膜や傷口から体内に入り感染します。
検査・診断
HIVに対する抗体が出来ているかどうかを調べHIV感染の有無を確認します。 5ml(小さじ一杯)ほどを採血し、血液検査を行います。 検査結果はWEB上で確認可能です。感染の可能性のある機会があって3か月以上たってから検査を受けて「陰性」と出た場合は、感染していないと考えられます。
治療
抗HIV薬の内服で治療していきます。もしも当院での検査で感染が疑われる場合には、HIVの精密検査、治療を行っている拠点病院をご紹介しています。
予防・予後
不特定の人との性交渉は避け、性的接触の際にはコンドームを正しく使用しましょう。HIV感染症の治療開始の遅れは、生活の質の低下や生命予後の悪化につながります。エイズ発症前の無症候期の間にHIV感染を知ることができれば最適な時期に治療を始めることができますので、早期発見が重要です。定期的に医療機関で検査をしましょう。
Q. なぜ性感染症検診をうけたほうがいいの?
A. 不妊症の原因となりえるからです。
男女ともに無症状のことが多く、無治療のまま放置されると慢性感染の状態となり、男性の場合は前立腺炎や精巣上体炎、女性の場合は卵管炎や腹膜炎、子宮外妊娠を引き起こし、男女ともに、不妊症の原因になります。
また、妊娠ができたとしても、妊婦がクラミジアに感染していると、流産や死産、早産のリスクが高くなります。母子感染で赤ちゃんへの感染を招く場合もある為、早期発見・早期治療が不可欠になります。
様々な性感染症の潜伏期・初期症状
性感染症と潜伏期・初期症状
感染経路別STD一覧
STDの歴史年表
BC400年ごろ | ヒポクラテスによる淋病の記録 |
1493年 | コロンブスの探検隊員が西インド諸島から梅毒をヨーロッパへ |
1512年 | 梅毒がインドや中国を経て日本に持ち込まれる(説) |
1879(明治12)年 | 淋菌 |
1905(明治38)年 | 梅毒トレポネーマ |
1909(明治42)年 | 国産コンドームの発売 |
1910(明治43)年 | 梅毒治療薬サルバルサン |
1958(昭和33)年 | 売春防止法の施行 |
1970代後半 | アメリカで性器ヘルペス患者 |
1981(昭和56)年 | Gottliebが男性同性愛者にみられた6例の重症 |
1984(昭和59)年 | GalloらがAIDSの原因ウイルスとしてHTLVーⅢ |
1987(昭和62)年 | アジドチミジン(AZT) |
1995(平成7)年 | 世界のAIDS患者が100万人を突破(WHO) |
2006(平成18)年 | 性器ヘルペスに対する再発抑制療法が保険適用 |
2007(平成19)年 | 尖圭コンジローマ治療薬イミキモド発売 |
池袋レディースクリニック
-産婦人科-
【電話予約時間】 9:30~19:00
所在地 | 〒170-0013 東京都豊島区東池袋1-10-1 住友池袋駅前ビル3F Google Mapを見る |
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アクセス | JRほか各線「池袋駅」33出口より徒歩2分 |
休診日 | 年末年始・ビル休館日(1年に1度)のみ |